帳票へのアクセス権限について

サイバーポートで扱う帳票に対する利用者のアクセス権限の管理方式を説明します。

事業種別について

概要

  • サイバーポートでは、利用申請内容に基づき、各会社に対して以下の事業種別を割り当てています。事業種別とは各会社の事業内容を分類したもので、これによりサイバーポートで扱うことができる帳票の種類が決まります。

<事業種別一覧>

No. 事業種別 事業種別(英名) 事業種別 ID
1 外航船社 OceanShippingCompany oceanShipping
2 内航船社 CoastalFeederTransportCompany coastalFeeder
3 船舶代理店 ShippingAgent shippingAgent
4 陸運業者 RoadTransportOperator roadTransport
5 ターミナルオペレータ TerminalOperator terminalOperator
6 倉庫業者 WarehouseOperator warehouseOperator
7 通関業者 CustomsBroker customsBroker
8 海貨業者 Forwarder forwarder
9 NVOCC/国際フォワーダー NVOCC/InternationalFreightForwarder nvocc
10 荷主 Shipper/Consignee shipperOrConsignee
11 届出荷送人 VgmNotificationMember vgmNotification
12 登録確定事業者 VgmRegistrationMember vgmRegistration

組織への事業種別の割り当てについて

概要

  • 事業種別は、利用申請の内容に基づいて会社に1つ以上割り当てられています。管理者は、貴社に割り当てられた事業種別を組織に対して1つ以上割り当てます。組織に割り当てられた事業種別により、所属する利用者の事業種別が決まり、帳票に対するアクセス権限が決まります。

<事業種別の割り当てと帳票アクセス権限のイメージ>

<帳票アクセス権限 例>

事業種別 帳票A 帳票B ・・・
陸運業者 Read Read ・・・
海貨業者 - ReadWrite ・・・

<解説>

  • この会社には「海貨」と「陸運」の事業種別が割り当てられています。

  • 利用者は、所属する組織に割り当てられた事業種別を保持することになります。

    この例では 「本部 太郎」は「海貨」「陸運」の事業種別を保持します。
    「海運 四郎」は組織を兼務しているため、「海貨」「陸運」の事業種別を保持します。
    「海運 一郎」は兼務していないため「海貨」のみを保持します。
    「海運 二郎」は兼務していないため「海貨」のみを保持します。
    「陸運 三郎」は兼務していないため「陸運」のみを保持します。

  • 複数の事業種別を保持する場合、帳票ごとに”より強い方”のアクセス権限が採用されます。

    <アクセス権限の優先順位>
    ReadWrite  >  Read  > -(アクセス不可)

上記を踏まえた本例における各利用者の帳票アクセス権限は以下のとおり

<利用者の帳票アクセス権限>

利用者   帳票A  帳票B
本部 太郎 Read ReadWrite
海運 四郎 Read ReadWrite
海貨 一郎 - ReadWrite
海貨 二郎 - ReadWrite
陸運 三郎 Read Read

事業種別の種類と各事業種別で使用できる帳票は、「操作マニュアル(利用者向け)の 帳票一覧」を参照